1. 生活リズムを整えるサポートを
双極性障害を抱えるご家族を支えるうえで、生活リズムを整えることはとても大切です。
起床・就寝や食事の時間を毎日ある程度一定に保つことで、気分の波が安定しやすくなると言われています。
特に注意したいのは、睡眠不足や徹夜。たった1日でも躁状態(テンションが異常に高い状態)を引き起こすことがあります。
旅行など、生活リズムが乱れがちな予定があるときは、事前に主治医と相談しておくと安心です。
ご本人が生活のリズムを整えるのは簡単ではないこともあるので、家族がまずお手本になって、規則正しい生活を心がけることが、無理なくサポートにつながります。
2. 躁状態のときの接し方
躁状態に入ると、怒りっぽくなったり、いつもより口調がきつくなったりすることがあります。
ときには傷つくような言葉をぶつけられることもあるかもしれません。
そんなときは、「これは本人の本心ではなく、病気がそうさせているのかもしれない」という視点を持つことで、少し心がラクになることがあります。
無理に言い返したり説得しようとするよりも、「最近眠れていないみたいだから、体が心配で…」など、体調面に配慮する言葉で受診を促すと、相手に届きやすいとされています。
また、本人が信頼している親しい人や目上の方から声をかけてもらうのも一つの方法です。
もし興奮や暴力的な様子が見られるときは、ご家族だけで抱え込まず、警察や専門機関に相談することも選択肢です。
まずは、何よりもご自身の安全を確保してください。
3. うつ状態のときの関わり方
うつ状態では、気分が落ち込み、無気力になってしまうことがあります。
「死にたい」「いなくなりたい」などの言葉が出てくることもあり、聞いたご家族は動揺されるかもしれません。
でも、そうした言葉は「助けてほしい」というサインであることも多いです。
「そんなこと言わないで」と否定せず、「あなたは大切な存在だよ」「生きていてほしい」という気持ちを、静かに伝えてあげてください。
また、「死なないと約束してもらえる?」と聞くことで、自殺の抑止になる場合もあります。
もしその約束ができないほど追い詰められている様子であれば、すぐに主治医や専門の相談窓口に連絡しましょう。
日常生活では、本人が家事や仕事に手がつかなくなることもありますが、「頑張れ」と励ますよりも、「無理しなくていいよ」「休んでいて大丈夫」という言葉が、心の支えになることがあります。
4. 症状のサインに気づく
普段からご本人とよく話し合い、再発の前触れになりやすいサインやストレスのきっかけを共有しておくことはとても大切です。
たとえば「睡眠パターンが乱れる」「話し方が急に早くなる」など、ご本人に特有のサインに家族が早く気づくことで、早期受診や対応につなげることができます。
躁状態のときは、ご本人が自分の変化に気づきにくいこともあるため、家族の視点がとても重要です。
「ちょっと様子がいつもと違うな」と感じたら、遠慮せずに主治医や専門機関に相談してください。
5 . 病気への正しい理解
ご本人とご家族では、病気の捉え方が違うことがあります。
たとえば、家族は「うつ状態の方が落ち着いていて安心」と感じがちですが、ご本人にとってうつの時期は、人生の中でも深く苦しい時間であることが多いです。
一方で、ご本人は躁状態を「元気なだけ」と思い、軽く捉えてしまうこともあります。
こうした認識のズレが、お互いのストレスになってしまうこともあるのです。
躁もうつも、どちらもつらい症状であることを共通認識として持つことが、家族の関係をより良く保つために大切です。
病気への理解を深めることで、支える側も無理なく関わることができるようになります。
6 . 現在の治療法について
薬物療法
治療の中心は気分安定薬や抗精神病薬といったお薬です。躁やうつの波を抑え、再発を防ぐ役割があります。
たとえ症状が落ち着いている時期でも、自己判断で薬を減らしたりやめたりしないことがとても大切です。
医師と相談しながら、決められた量をきちんと飲み続けることが、再発を防ぐカギになります。
副作用や血液検査が必要な薬もあるため、定期的な通院と相談を続けていきましょう。
7. 心理療法・心理教育
薬だけでなく、心の面へのアプローチもとても大切です。
たとえば「心理教育」では、ご本人やご家族が病気について学び、再発のサインや対処法を知ることで、より前向きに病気と付き合えるようになります。
認知行動療法や社会リズム療法なども、思考や生活パターンのクセを見直す手助けとなります。
これらの療法は医療機関によって異なるため、主治医に相談してみるとよいでしょう。
8. 生活習慣の見直し
規則正しい生活リズムは、再発予防にとても重要です。
毎日同じ時間に起きて寝る、バランスのとれた食事、適度な運動などを意識することで、気分の波が穏やかになります。
特に睡眠は大事なポイント。
夜ふかしやスマホの長時間使用、カフェインのとりすぎは控え、安心して眠れる環境づくりをサポートしましょう。
ライフチャート(日々の気分や睡眠時間を記録)をつけるのもおすすめです。ご本人が自分の波を客観的に知ることで、無理をしすぎず、早めに対応できるようになります。
9. 家族自身の心のケアも大切に
・正しい情報を持つ
支える側も、病気について正しい知識を持つことで、「自分のせいでは?」という不安や罪悪感がやわらぎます。
信頼できる情報源を活用し、わからないことは医療機関や自治体の相談窓口に聞いてみましょう。
・ひとりで抱え込まない
家族だけでなんとかしようとせず、頼れる人や場所を見つけてください。
自助グループや家族会、カウンセリングなど、話を聞いてもらえる場があるだけでも、心がぐっと軽くなります。
支える人にもまた支えが必要です。どうか無理せず、「助けて」と言える環境を作ってくださいね。
・自分の時間も大事に
ご本人のことが気がかりで、つい自分の生活を後回しにしてしまうかもしれませんが、自分の時間や好きなことも大切にしてください。
趣味を楽しむ、友人と過ごす、気持ちがほっとする時間を持つことは、長く支えていく上でとても大切な「土台」になります。
・つらいときはガス抜きを
思い切り泣く、信頼できる人に話す、紙に気持ちを書き出す、体を動かす…
自分なりのリフレッシュ法を見つけて、定期的にガス抜きしていきましょう。
・限界を感じたら、ちゃんと休もう
「家族だから頑張らなきゃ」と気を張りすぎてしまうと、ある日突然、心や体が限界を迎えてしまうこともあります。
疲れている自分に気づいたら、まず休むこと。
短時間でも自分だけの時間を作る、支援サービスを使って家族と離れる時間をとる、信頼できる人に相談する…。
そうやって、支える人が元気でいることが、めぐりめぐって一番のサポートになるのです。
まとめ
双極性障害のご本人を支えることは、たしかに大きなエネルギーが必要です。
でも、一人で背負いこむ必要はありません。
信頼できる情報や専門家の力を借りながら、無理のない距離感で、できることから関わっていけば大丈夫です。
そしてなにより、ご家族ご自身の心と体も、どうか大切にしてくださいね。
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